「UQ WiMAXの料金って高いの?」
「料金はできるだけ安い方がいいんだけど、どうしてUQ WiMAXは高いの?」
WiMAXに限りませんが、何かお買い物をするときには、料金はできるだけ安くて高品質なもの、コスパのいいものを選びたいですよね。
ハッキリ言って、UQ WiMAXの料金は、GMOとくとくBBやBroad WiMAXと比べれば高いです。
でも、これは料金だけを単純比較した場合であって、UQ WiMAXの料金が高いのはちゃんと理由があるんです。
ここでは、なぜ、UQ WiMAXの料金が他社プロバイダと比べて高いのか、他社と比べて料金が安くはないUQ WiMAXで申し込むメリット・デメリットなども徹底解説します。
UQ WiMAXの料金を他社と比較してみる
UQ WiMAXの料金は、他社WiMAXプロバイダと比べてどれくらい高いのか、比較してみましょう。
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契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
端末代金 | 3,800円 | 無料 | 無料 |
利用開始月 | 3,696円の日割り | 2,726円の日割り | 3,609円の日割り |
1ヶ月目~2ヶ月目 | 3,696円 | 2,726円 | 3,609円 |
3ヶ月目 | 4,380円 | 3,411円 | 4,263円 |
24ヶ月目まで | 4,380円 | 3,411円 | 4,263円 |
36ヶ月目まで | 4,380円 | 4,011円 | 4,263円 |
キャッシュバック金額 | 最大13,000円 | なし | 最大32,050円 |
3年契約総支払額 | 153,808円 | 134,352円 | 126,719円 |
3年間の契約期間中に支払う金額で比べると、UQ WiMAXは、GMOとくとくBB WiMAXより27,089円、Broad WiMAXより19,456円高くなります。
しかし、GMOとくとくBBは、キャッシュバック受け取りの難易度が高く、受け取りに失敗するリスクもあります。
キャッシュバックを受け取れないと、158,769円となり、UQ WiMAXより4,961円高くなってしまいます。
料金を最優先でWiMAXを選ぶなら、GMOとくとくBB WiMAXが第一候補という事になりますが、キャッシュバック受取り失敗のリスクが気になるなら、Broad WiMAXがおすすめです。
UQ WiMAXと他社プロバイダの関係
上記の図は、UQ コミュニケーションズ社と契約する場合と、Broad WiMAXや、GMOとくとくBBなどプロバイダを通じて契約する場合の違いを表すイメージ図です。
図の通り、UQ コミュニケーションズ社と直接契約するのが、UQ WiMAXで、GMOとくとくBBやBroadWiMAXは、UQ コミュニケーションズとユーザーの間に入り、代理販売しているイメージです。
UQ WiMAXは、WiMAXサービスの販売元
UQ WiMAXは、WiMAX2+回線を所有するUQコミュニケーションズ社が自社でWiMAXサービスを展開するためのブランド名です。
GMOとくとくBBやBroad WiMAXは、それぞれの運営会社がUQコミュニケーションズ社からWiMAX2+の回線を借り受けて、自社ブランド名でユーザーにサービスを提供しています。
UQ コミュニケーションズ社は、GMOとくとくBBWiMAXの運営者であるGMOインターネットや、Broad WiMAXの運営元である株式会社リンクライフを代理店として、WiMAXサービスを卸しているのです。
UQ WiMAXの料金が他社より高い理由
UQコミュニケーションズ社は、自社ブランドのUQ WiMAXを販売してはいますが、代理店の販売促進を意識していることもあり、代理店よりも高い料金設定をしています。
代理店の販売活動を邪魔しないためにも、代理店より安い料金設定はしていないのです。
一般的な商取引では、中間に入る業者が多くなるほど流通経費も多く発生するため、ユーザーである消費者にとって価格面でのメリットは少なくなります。
しかし、光回線やスマートフォン、WiMAXなど、通信回線の商取引では、回線を所有・管理する通信キャリアは、中間業者である代理店に対して、回線の販売数に応じて販売奨励金を支払います。
WiMAXの回線を所有・管理するUQコミュニケーションズは、代理店であるGMOとくとくBBやBroad WiMAXなどの代理店に対して、WiMAX回線の販売数に応じて、販売奨励金を支払っています。
この販売奨励金をもとに、WiMAXのプロバイダ各社は、キャンペーンや月額料金の割引など独自サービスを展開しています。
UQ WiMAXの料金が代理店であるBroad WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXより高いのは、このような事情があるからなのです。
料金が高いUQ WiMAXのメリットとデメリットは?
UQ WiMAXは、単純に料金だけを比較すれば、他社より高いという事になりますが、Broad WiMAXやGMOとくとくBBと比較して下記の点がメリットと言えます。
サポート体制が充実している
UQ WiMAXはいわばWiMAXの本家本元。
アフターサポートが充実している点が最大の特徴です。
チャットやWEBフォームからのお問い合わせだけでなく、UQお客様センターへフリーダイヤルでの問い合わせも可能です。
電話でのUQお客様センターへの相談も9:00~21:00まで、年中無休でOK。
フリーダイヤルですから、電話料金を気にせずじっくり相談可能なので、WiMAXを初めて使う方や機器の扱いに自信のない方には、とっても心強いですね。
実店舗のUQ スポットで対面で相談できる
UQスポットは、 UQコミュニケーションズが提供する格安スマホのUQ mobileと、UQ WiMAXを扱う実店舗です。
UQ WiMAXのルーター端末や周辺機器など、店員さんの説明を受けながら、実際に手に取って確認することができます。
契約申し込みだけでなく、契約後になにか困ったことがあれば、対面で相談できるというのも他社プロバイダにないメリットと言えますね。
キャッシュバックが受け取りやすい
UQ WiMAXのキャッシュバックは、利用開始月から4か月後に、普段使い慣れたメールアドレスに手続き案内のメールが来るので、比較的受け取りやすいと言えます。
キャッシュバックの案内メールがほぼ1年後というプロバイダもある中、UQ WiMAXのキャッシュバックは、4か月後にメールが来るので、受け取り忘れのリスクはずっと少ないでしょう。
公衆無線LAXのUQ Wi-Fiプレミアムが使える
UQ WiMAXは、外出先で公衆無線LANのUQ Wi-Fiプレミアムが利用できます。
UQ Wi-Fiプレミアムは、毎月の通信量にカウントされませんので、速度制限の心配もなく、高速大容量のインターネット接続が可能です。
UQ Wi-Fiプレミアムは、UQ WiMAXの料金プランのオプションサービスとなりますので、別途お客様サポートページより申し込みが必要ですが、利用料は無料です。
UQ WiMAXはWiMAXを初めて使う方や、端末の設定に不安を感じる方にはおすすめ
UQ WiMAXは、他社プロバイダよりも料金は高くなりますが、充実したサポート体制と、実店舗でのサービスを受けられるところは、他社契約になりメリットです。
WiMAXを初めて使うという方や、WiMAXの使い方や設定方法などを自分で調べる自信のない方には、UQ WiMAXのメリットが魅力と感じられ、料金もそれほど高いものではないと感じていただけるのではないでしょうか?